ナァナァ、テキシコーって知ってるカ?
プログラミング的思考が学べるEテレの番組だよね〜?
最近友だちからおすすめされたのよ!
話がはやいナ!今ハマってるから一緒にみようゼ!
プログラミング教育って、親は何をすればいいんだろう?と悩んでいたところに友人から「テキシコー」がおもしろいよ!とおすすめされて早速みてみました!
プログラミング的思考がとても分かりやすく、そしておもしろく学べるように作られていて、気づけば小学2年生の息子も私も夢中になって結果を予想するほどハマっていました。
この記事ではテキシコーの放送日、対象年齢、内容などの詳細と、おすすめポイントについてまとめています^^
NHK(Eテレ)テキシコーとは
NHK教育テレビ(Eテレ)で放送されている「テキシコー」は、2020年に放送が開始された教育番組です。
同じく2020年より小学校で必修化されたプログラミング教育をうけて、「プログラミング的思考」をアニメーションでわかりやすく学べる内容となっています。
ピタゴラスイッチと同じユーフラテスが制作をしていて、「プログラミング的思考」という難しそうな題材ながらも、親しみやすいイラストやシチュエーションで小学生でも楽しく学べますよ!
おなじみのかわいいイラスト
\ユーフラテスの絵本/
冒頭の「テキシコー♪テキシコー♪」という音楽がキャッチーで、クセになるんですよね。
うちの次男は「メキシコー♪メキシコー♪」って口ずさんでます笑
「プログラミングてきしこう」→「テキシコー」なのね!
放送日
毎週火曜日午後4:50〜5:00(前期)
※2023年現在。後期は放送が予定されていません。
見逃した方はNHK for Schoolでも観ることができます。
NHK for Schoolでは先生向けにテキシコーの放送をみてどんな風に授業に活かすか活用法を紹介するコンテンツもあるので、親である私たちもどんな風に日常生活でプログラミング的思考が身につくのか知ることができますよ!
対象年齢
小学3年生〜6年生、中学生、高校生
我が子はまだ小学2年生ですが、結果を予想しながら観ているので十分学びになっている気がします。
年長の息子は楽しんで観ていますが、意味はあまり分かっていないような感じでした。
ですが、今はまだ分かっていなくても「効率的にする」ことを身近に感じられるよいきっかけにはなっているんじゃないかと思っているので、保育園児にもおすすめです!
番組内容
10分間の番組で、コンピューターを使わずにプログラミング的思考を育むことができる内容になっています。
この中から毎回3〜4個のコーナーが登場します。
- 頭の中で動かしてみよう
- 効率第一。ダンドリオン
- ロジックマジック
- こんなところにプログラム
- プログラム人間
どのコーナーもプログラミング的思考である
- 分解:小さく分けて考える
- 組み合わせ:手順の組み合わせを考える
- 一般化:パターンを見つける
- 抽象化:大事なものだけ抜き出して考える
- シミュレーション:頭の中で手順をたどる
を身の回りの例を出して分かりやすく教えてくれます。
たとえば「頭の中で動かしてみよう」のコーナーでは街頭の明かりセンサーがどうしてその位置についているのか?を考えます。
よく考えられた仕組みや工夫をみると、街に出たときに「これはどうしてこうなっているんだろう?」と興味を持てるようになりそうですね!
「プログラム人間」では和牛の水田さんが体にプログラムを書かれたプログラム人間となり、プログラムの指示通りに動きます。ゴミを捨てるための指示だったり、チョコレートをお腹いっぱいになるまで食べてお腹いっぱいになったら口をふくという指示だったり。当たり前に私たちがやっていることも、プログラムにするとこんなに細かく動作が分かれているんだ!という新たな発見になります。
私も子どもと一緒に真剣に考えて結果を予想してます!
【小2の息子絶賛!】ダンドリオンで効率化を考える
小学2年生の息子が一番ハマったのは「ダンドリオン」という効率化を考えるコーナーです。
ダンドリオンは「段取り」からきてるんですね^^
プログラミング的思考では効率をすごく重視するので、いかに少ない手順で目的を達成するかを考えます。
掃除をテーマにしたダンドリオンでは何回で全部のゴミをちりとりに入れられるか?を考えるんですが、「こういう入れ方もよさそう」とか「ここを通れば一回でいけるんじゃない?」なんて話し合いながら観るのがとてもおもしろいようです。
実は息子にはもともと「段取り」に興味を持ったきっかけがあって、それが「ピクミン4」なんです。
ピクミン4では「ダンドリバトル」という制限時間内にお宝や原生生物を回収して競い合うバトルがあるんですが、段取りよく動かないと勝てないんですよ。
息子はそれまで「段取り」なんて言葉を知らなかったんですが、ダンドリバトルのダンドリは「段取り」だよって説明をしてからというもの、段取りが好きになって旅行の準備でも段取りするようになりました笑
ピクミン4で段取りを取り上げてるのもプログラミング教育がきっかけなのかな、とか思ったり。
話はそれましたが、そんなこんなで段取りを考えるテキシコーのダンドリオンも絶賛しておりました!
テキシコーは大人もハマる!
子どもだけじゃなく、テキシコーは大人が観てもおもしろいです!
自分がおもしろくないと思っているものを子どもに観させるのって苦痛ですが(それでテレビが埋まるから…)、テキシコーは子どものためにと思って観せているのに、気づくと自分が真剣になって観てます。
私はプログラミング教育世代じゃないので、息子と同じレベルで競争しながら観ている感覚ですね。
ロジックマジックというコーナーでは理屈が分かればマジックの種がわかるので、息子に負けまいと必死に考えちゃってます笑
ここは、どうしても親の威厳を見せたい!笑
でもあと一年もしたら、きっと息子のほうが早く答えが分かっちゃうんだろうなぁ。。
テキシコーはプログラミング的思考をやさしく理解するのにオススメ
NHK(Eテレ)のテキシコーはプログラミング的思考を身近な例でわかりやすくおもしろく教えてくれるので、「プログラミング的思考ってなんだか難しそう…」と思っている方にこそおすすめしたい番組でした!
「分解」「組み合わせ」「一般化」…など単語だと難しく感じることも、街灯や電車のシートなど身近にあることで例えることでこんなところにもプログラミングの考え方が使われていたんだ!と興味を持つきっかけになります。
小学校のプログラミング教育ではこの「興味を持つ」ということも学習目標にしています。
子どもがおもしろい!と興味を示してさらに学びたいって言ってくれたらもちろん嬉しいですし、ハマらなかったとしてもこういう考え方が私たちの日常を便利に豊かにしてくれているんだと知ってくれたらいいですよね!
NHK for Schoolからすぐに観られるので、ぜひお子さんと一緒に観てみてください♪