我が家の長男は来年から小学生となりますが、入園当初から保育園に行きたくなくて、よく泣いていました。
「登園拒否をした日は無理矢理行かせてもいいのか…」
「毎回休ませていたら、甘えた子に育っちゃうんじゃないか」
登園拒否をするお子さんを前に、親御さんはいろいろな不安がつきまといますよね。
私もとても悩み、当時は保育士をしている友人に泣いて相談をしました。
親としては笑顔で楽しく行って欲しいなーと思う気持ちがありますが、、、色々な葛藤がありながらも今は「行きたくない日は休ませる」という選択をしています。
この記事では、私と同じように子どもを休ませることができる環境だけど、休ませてもいいのかな?と悩んでいる方に向けて、我が家の経験談を通して思い切って休ませてみてどうだったのかや、我が家が保育園を休んだ日の関わり方、休ませるようになってからの我が子の変化についてまとめてみました。
休ませるかどうか、悩んでいる方の参考になればと思います。
こんな方におすすめの記事です
- 休ませることができる環境だけど、休ませてもいいのか不安に思っている方
- 休ませることによって休み癖がつくのではないかと心配な方
- 休んだ日にどんな風に接したらいいのか分からない方
子どもが登園拒否をする理由
子どもが登園拒否をするのには、さまざまな理由があります。
登園拒否をする代表的な理由
- 体調が悪い
- 園での人間関係
- 環境の変化
- 生活リズムが崩れた
- ママと離れたくない
年少さんの場合はとくに、「行きたくない理由」を言葉にするのが難しいです。。。
いろんな不安が合わさって「なんとなく行きたくない…」ということもあるので、まずは熱がないかどうか確認をしていました。
期限が悪かったり、食欲がなかったり、いつもと様子が違うようなら熱を出す前兆かもしれないので、休ませられるなら大事を取って休ませるのがいいかもしれません。
でも体調が原因ではなさそうなら、まずは園に行きたくない理由をじっくり聞いてみましょう!
息子のケース:聞いても理由は分からない登園拒否
うちの息子は3歳の年少さんで入園し、最初は人並みに泣く程度でした。
でも、夏休みが過ぎても、冬休みが過ぎても一向に保育園に楽しく行く気配がない我が子。
迎えに行ったら、笑顔でお友達と話しているんですよ。保育園であったことも教えてくれるし、お友達とのお話も教えてくれる。
なのに、行きたくない。
熱はない。理由もない。聞いても、これといった返事はなし。
保育園に行ってほしい私は
「特に嫌な理由がないなら、保育園行ってよ」
と思っていました。
大人になったら、行きたくなくても仕事に行かなきゃいけないのに、
なんとなく行きたくないくらいで休ませてたら、休み癖がついちゃうんじゃないの?という不安があったんです。
そんな思いに駆られて、嫌がる息子の手を引いて保育園に連れて行っていました。
無理矢理行かせた結果、私の精神的ダメージがデカかった
そんな中、私が休ませる派になった決定的出来事が。
いつものように、行きたくなさそうな息子。
最初は「じゃあ、休む?」と言ったものの、先週もだったなぁとか、
このままでは責任感のない大人になっちゃうんじゃないかとか、働いてるママだったらこんなことで休ませたりしないよな、とか色々考えてたら、ものすごくイライラしてきて
「他の子だって行きたくないのに保育園行ってるの!」と、まぁ30分くらい怒鳴り散らして
「いいから行ってこーい!」と
遅刻して強引に保育園に連れていきました。
当時私は働いておらず、1歳の次男と家にいたので、休んでもなんら問題はないんです。
でも「立派に育てなきゃ」という気持ちから、完全に意固地になっていました。
そうして無理矢理行かせた結果、、、
息子は嫌がっていたのに可哀想なことをした
休ませてあげられるんだから、休ませればよかった
本当にこれでよかったのか
と自己嫌悪に陥って、涙が溢れて猛反省。。。
お迎えまでズドンとした気分で憂鬱に過ごしましたよ。
無理矢理行かせた日の、私の精神的ダメージはとてつもなくデカかった。
息子がどうのこうのより、私がこんなに自己嫌悪に陥るくらいなら、もう、休ませてしまえ!
そう決め込んだのでした。
その日以来、行きたくない日は休めばいい!休みたまえ!
と腹をくくれるように。
ただし、私から「行きたくないの?休む?」と聞くことはせず、
行くのか休むのかは自分で決めるように言っています。
また、行くか休むかの二択ではなく、30分遅刻する、という選択をすることもあります。
30分遅く登園するだけで、ちょっと気持ちが落ち着くみたい。
一日休むことで「明日はがんばって行こう!」という気持ちが湧く
行かせなきゃいけないと思う理由に、「このまま休み癖がついてしまうのではないか」「将来、嫌なことから何でも逃げ出す子になってしまうのではないか」という不安がありました。
でも、その心配は無用で、どうしても行きたくなかったら休むこともできる、という選択肢が息子の中にあるだけで
気持ちがラクになったのか、明日は保育園行くね!と自分から言ってくれるように。
保育園に行かないといけない、というのは私が言わなくても息子自身がよーく分かっていました。
運動会や発表会の練習をしていて息子ががんばりたいと思っているときにはあまり休まないし、私のお仕事の様子を気にしたりもしてきます。
息子なりに考えているようです。
年長になった今でも、たまに朝なんとなく元気がなくて「今日お休みするー」という日も月に2日くらいありますが、
「ママはお仕事してるから一緒に遊べないよ」とだけ伝えて、あとは兄弟で自由に遊んで過ごしています。お昼だけはちょっとお出かけして、好きなものを買ってきたり。
そんなとき改めてフリーランスでよかったなと思います。
登園拒否で休んだ日の過ごし方
休んだ日って、「休んだんだから!」とつい色々小言を言いたくなりますよね…。
とくに我が息子は「お腹痛ーい」「力が出ない~」など、体調を理由に休むことが多いので尚更「寝てなさい!」と言いたくなりますが。
保育園に「休みます」の連絡をすると治るよん♪
結局、楽しい一日を過ごして心の充電をしたほうが息子にとっても私にとってもラクなことに気づいてからは、割と自由に過ごすようにしています。
ただしYouTubeなどは無限ダラダラの始まりなので、ルールを設けて過ごしています。
遊びはしまじろうをやってから
ベネッセのこどもちゃれんじ。
年中さんから「思考力ぐんぐんコース」という、学習テキストのみが届くコースを受講していて、1日1ページずつ無理なく進められます。遊びは「しまじろうやってからね!」というのが我が家の習慣になっていて、まずはお勉強をしてから遊ぶ、というルールにしています。
YouTubeは16時まで禁止
16時は、いつも保育園から帰ってくる時間。
休んだ日はどう過ごそうが勝手なのですが、なんとなく、休んでYouTubeを見させてるって、罪悪感が出ちゃうので16時まではYouTubeはナシにしています。
ゲームは1時間程度ならOK
ゲームは、YouTubeより自分で考えて操作しているという点でアリ。
あと、私が隣で見ていて面白いからアリ。
たまに私も参加できるからアリ。(笑)
今我が家が全力でハマっているのはマリオデラックス。
小学生になったら、マイクラいいんじゃない?と全力で勧める予定。
考えて作る系のゲームは将来の役に立ちそうで安心♪
お絵描き・ブロック・創作活動などの遊び・庭遊びは自由
保育園でやっているような遊びは自由にOK!庭遊びなんて大歓迎!
体調不良なんてどこへやら。好きなように走り回ってくれ!
ブロック遊びは、「ニューブロック」というブロックでよく遊んでいます♪
ソフトブロックなので軽くて、当たっても痛くないし、一つのブロックが子どもの手にちょうどいい大きさで組み立てやすいところが気に入っているようです。
私よりもよっぽどすごい作品を作るので、感心!
お昼ご飯はいつもと違うピクニック気分
お昼ご飯、本当だったら給食を食べてきてくれるはずだったのに…。と、ここでも私の不満が出てしまうので、思い切っていつもとは違うお昼ご飯を楽しんじゃいます。
いつもは前日の残りや、うどんなど適当に簡単なものを食べていますが、
こういう日はスーパーに行ってみんな好きなものを選ぼう!と言ってみたり、行きたかったパン屋さんに行ってみたり、
お寿司の出前を取ってみたり、お庭で食べてみたり。
いいねいいねー!
と子どもたちも大盛り上がり。
まとめ:休んだら「甘えた子に育つ」わけではなかった!休んだ日は楽しく過ごしてしまおう
登園拒否したときに、行かせるか休ませるか、親としては本当に悩ましいところですが、
休める状況なら休ませてしまっても、全然大丈夫だった!という我が家の体験談でした。
無理矢理行かせると、「ごめんね。。。」という気分になるけれど、休むと
休ませてやったんだからな、感謝したまえ。
みたいな余裕綽々気分になるのもいいところだったりしますよ笑
保育園に行かせても、子供は案外ケロッと楽しく過ごすみたいなので、結局はママがどういう気持ちになるのかが大事。
仕事があってどうしても行ってもらわないと困る!というときは行かせるし、今日は家にいても問題ないという日は私自身の気持ちが楽になるように、休ませちゃう。
そして、休んだ日は「休んだんだから…」という気持ちを引きずらずに、どうせならママも楽しいように一日過ごしてしまう。そうやって今ではなんだかんだ子どもの登園拒否とうまく付き合っています。
これはあくまで我が家の接し方。登園拒否に対して「こう接したらいい、こう対処したらいい」という正解はないと思っています。私も自分の選択が正しいとも正しくないとも思っていません。「正しいかどうか」という基準で考えるのはやめました。
この記事を読んでくださった方が「こうしなきゃ」という観念にとらわれすぎずに、肩の力を抜いて育児できるといいなぁと切に願っています^^
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元保育士の方もいらっしゃるので、状況をよく理解して聞いてくださいます。ぜひ「この方合いそう!」という方を探してみてくださいね。